市の職員を名乗り能登半島地震の義援金募る虚偽電話相次ぐ 市が注意呼びかけ=静岡・牧之原市

静岡県牧之原市で1月17日、市の職員を名乗って能登半島地震の被災者への義援金などを募る電話が複数件確認されました。市は「市の職員が電話で義援金を求めることは一切ありません」と注意を呼びかけています。

牧之原市役所の市民課によりますと、1月17日、市民から「市の職員を名乗り、義援金を募る電話があった」などと、4件の報告が寄せられました。

市民から市に報告があったのは、能登半島地震の被災者に対しての義援金を募る内容が1件、被災地に送る物資として不要品を募る内容が3件で、電話をしてきた相手はいずれも牧之原市の職員を名乗っていたということです。

4件の電話は1月17日の午前中から昼頃にかかってきたもので、電話を受けた市民はいずれも求めには応じなかったということです。

市は「市職員が個人宅に電話で義援金を求めることは一切ありません。このような便乗商法には注意してください」と、市民に注意を呼びかけています。

© 静岡放送株式会社