「ロマンの湯」の窓に縁起物 芳賀中アート部が描く 3月下旬まで

温泉施設の窓に絵を描く芳賀中アート部の生徒たち

 【芳賀】芳賀中アート部の生徒15人がこのほど、「ウインドーアート」として、祖母井(うばがい)の「芳賀温泉ロマンの湯」の通路の窓ガラスに絵を描いた。

 ガラスに発色良く描けるクレヨンを使い、1、2年生の部員が約3時間をかけて窓が並ぶ縦約1.5メートル、横12メートルのスペースを彩っていった。新年らしく「一富士二鷹(たか)三茄子(なすび)」や鶴、亀、今年のえと「辰」にちなんだ竜など、縁起物を中心に生徒たちの好きなモチーフを伸び伸びと描いて仕上げていった。

 部長の鈴木里奈(すずきりな)さん(13)は「みんなで協力して想像以上に良い作品ができた。ぜひ多くの人に見てほしい」と満足そうだった。

 町の活性化を目指し活動する、町在住・出身の女性3人組「はがめぐ」の冨永(とみなが)あかりさん(40)が、これまでは描いていた。子どもたちが地元に愛着を持てる思い出づくりとして今回、同校との連携を企画した。展示は3月26日まで。

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