東証反発、午前終値は159円高 円安好感、米株安重荷で一進一退

東京証券取引所

 18日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日終値からの上げ幅は一時200円を超えた。外国為替市場の円安ドル高進行を好感し、自動車などの輸出関連株を中心に値上がりした。一方、前日の米国株式市場が下落したことは重荷となり、平均株価は一進一退する場面もあった。

 午前終値は前日終値比159円26銭高の3万5637円01銭。東証株価指数(TOPIX)は5.75ポイント高の2502.13。

 前日の米ダウ工業株30種平均が下落した流れを引き継ぎ、取引開始直後は売り注文が優勢となる場面があった。その後は方向感のない値動きが続き、割安感の出た銘柄を買う動きが強まり上げ幅を広げた。

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