東証、一時3万6000円超え 34年ぶり、5日連続の高値

東京証券取引所

 週明け15日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が一時、バブル経済期の1990年2月以来、約34年ぶりに節目の3万6000円を超えた。終値も前週末比324円68銭高の3万5901円79銭と約34年ぶりの高値を付けた。バブル以来の高値更新は5営業日連続。前週末終値からの上げ幅は400円を超える場面があった。日本企業の堅調な業績や、経営改革に向けた取り組みに投資家から関心が高まっている。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングや、イオンなどの好決算が前週は相次ぎ、株価の先高観が強まった。15日までの6営業日で、平均株価の上げ幅は計2600円余りに達した。

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