日本人主審と接触し失点…敗れたタジキスタン代表指揮官が怒り露わに「彼が良いフライトを過ごすことを願っている」

タジキスタンvsカタールで笛を吹いた木村博之主審[写真:Getty Images]

タジキスタン代表のペタル・セグルト監督が、日本人主審に不満を口にした。『ロイター』が伝えた。
【動画】タジキスタン監督が激怒した日本人主審との接触シーン…その後失点

現在アジアカップ2023が開催中。17日からグループステージ第2節がスタート。タジキスタンは開催国で王者のカタール代表と対戦した。

初戦で引き分けていたタジキスタンと、勝利していたカタールの一戦は、17分にアクラム・アフィフのゴールでカタールが先制。0-1でそのまま逃げ切り連勝を収め、グループステージ突破を決めた。

実力的に考えてもカタールの勝利は妥当とも言えるが、この試合では物議を醸すシーンが生まれていた。それがゴールに繋がったから問題となっている。

17分、ハーフウェイライン付近の敵陣でボールを奪ったマヌチェル・サファロフ。カタールの選手に寄せられると、近くにいた木村博之主審と接触。そのまま倒れるがプレーは続行。アルモエズ・アリのスルーパスからゴールが生まれていた。

ファウルをとっても良いとも思われた場面だったが、そのままゴールが認められていた。

このジャッジにタジキスタンのセグルト監督が怒り。カタールの力を認めつつ、木村主審には物騒な言葉を使って批判した。

「受け入れなければならない。ゴールは素晴らしかったし、彼は賢い選手だ。完璧だったし、タイミングも良かった」

「カタールの選手たちは強く賢いが、今日は少しラッキーだった」

「主審については何と言えば良いだろうか。彼が良いフライトを過ごすことを願っている」

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