音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』、2024年5月にTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開決定! ティザービジュアルが解禁!

ザ・フォーク・クルセダーズ、サディスティック・ミカ・バンドなど、1960年代から90年代、日本の音楽史をかえた不世出の音楽家・加藤和彦。 その軌跡を追った音楽ドキュメンタリー映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』が、2024年5月、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開することが決定した。 映画公開決定を記念して、ティザービジュアルが解禁された。 髙橋幸宏が加藤和彦に寄せた想いから映画化の企画が立ち上がり、日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話。そして、不朽の名作「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディング。 様々なジャンルのミュージシャンで紡がれ、進化し続ける楽曲の姿がスクリーンに映し出されている。 企画・監督・プロデュースは、『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』(2018)、『音響ハウス Melody-Go-Round』(2020)を手掛けた相原裕美。 日本のロック・ポップス黎明期から時代を先取りした革新性や音楽性は、今なお世代を超えて多くの人々に影響を与えており、不世出の音楽家・加藤和彦の軌跡を追った初の音楽ドキュメンタリー映画が完成した。

【加藤和彦 プロフィール】

1947年、京都生まれ。

ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」でプロデビュー。

日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドを経て、ソロ、作曲家、プロデューサーとして活躍する他、映画『だいじょうぶマイ・フレンド』(1983)をはじめとした映画音楽、歌舞伎で初めてオーケストラを取り入れた「スーパー歌舞伎」、サディスティック・ミカ・バンドやザ・フォーク・クルセダーズの再結成、坂崎幸之助とのユニット「和幸」、「VITAMIN-Q」結成等、精力的に活動した。2009年11月死去。享年62歳

【相原裕美監督 プロフィール】

コネクツ合同会社 代表・プロデューサー・映画監督。1960年生まれ、神奈川県出身。

ビクタースタジオでレコーディングエンジニアを経験した後、1984年ビクター音楽産業(株)(現ビクターエンタテインメント)ビデオソフト制作室に異動、制作ディレクターとなる。

オリジナルビデオ企画編成の傍ら、ミュージックビデオの黎明期と重なり、同社アーティストのミュージックビデオを演出・プロデュース共、数多く手掛ける。主なアーティストはサザンオールスターズ(メンバーのソロも含む)、ARB、Cocco、頭脳警察、マルコシアスバンプ、永瀬正敏、斉藤和義等、多数。その仕事の中で当時新人だった岩井俊二や下山天ら映画監督を見出した。

2003年スペースシャワーミュージックアワードでプロデュースした『東京』桑田佳祐(演出:信藤三雄 脚本:リリー・フランキー)がVIDEO OF THE YEARを受賞。

2004年同社映像制作部を設立し同部部長、お笑いレーベル『コンテンツリーグ』の設立や映画に参入する。

主な製作・プロデュース映画作品は、熊切和嘉監督『青春★金属バッド』(06)、タナダユキ監督『赤い文化住宅の初子』(07)、三木聡監督『図鑑に載ってない虫』(07)2009年同社退社後、2010年コネクツ合同会社を設立。

2018年初監督作『SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬』公開。

2020年11月より、銀座の老舗レコーディングスタジオを題材にした監督2作目『音響ハウス Melody-Go-Round』を公開。“シティ・ポップ”の再評価と共に話題になり、約1年間の全国ロングラン上映となる。

加藤和彦のドキュメント映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』は約4年間の取材・制作期間を経て、今年5月に公開される。

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