マンチェスター・シティのロドリ、ニューカッスル戦の審判に苦言「悪い意味で信じられない」

写真:シティのロドリはニューカッスル戦のジャッジと現行のルールを批判した

マンチェスター・シティ所属のスペイン代表MFロドリが、審判の判定について「悪い意味で信じられない」とコメントした。イギリス「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。

ロドリはプレミアリーグ第21節、ニューカッスルとの試合での審判の判定に納得していないようだ。ロドリは前半48分、ニューカッスルのブラジル代表MFブルーノ・ギマランイスに倒されるも、主審はアドバンテージを見てプレーを続行した。この試合、すでにギマランイスは1枚イエローカードを貰っており、2枚目のイエローカードが提示され退場となる可能性があった。

直後の前半49分、ロドリはギマランイスに対するタックルで、今シーズン7枚目となるイエローカードを提示されている。ロドリは、ニューカッスルとの試合での判定について「僕を含めてチームメートは、この試合で審判の判定の多くに納得していない」と述べ、続けてこう語った。

「この試合の審判は悪い意味で信じられなかった。今シーズンのイエローカードが8枚(1枚はUEFAチャンピオンズリーグ)に対してタックルは2回か3回。他は、なんだろうね」

「僕たちには理解できないことがいくつかある。ギマランイスのファウルにイエローカードは提示されなかった。でも(後半55分の)ベルナルド(シウバ)のプレーはイエローカードになった。それが審判のやり方なんだ」

「だから僕たちは忘れようとする。でも、勝ちたいからこそ冷静さを保つのは難しい。審判は両チームに対してフェアであるべきだ。でも、この試合ではそうではなかったと思う」

今季からプレミアリーグは、審判に対する抗議や遅延行為などを厳しく取り締まっている。また、オフサイドディレイによってプレーが続行されたことにより、マンチェスター・シティはイングランド代表DFジョン・ストーンズが負傷離脱し、このニューカッスル戦でもエデルソンが負傷交代するというアクシデントがあった。

これらのルールに対して「誰も納得していない?」と問われたロドリはこう語った。

「そうだね、オフサイドディレイのせいでケガ人が出てしまった。ばかげていると思う。ボールが自陣に入って30メートルも走れば、さらに悪いことになる可能性だってある。エデルソンは幸いにも蹴られただけで済んだ。でも、このような状況で負傷する選手が多く出ている」

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