船転覆し男性1人死亡、北海道 サロマ湖近く、1人重体

 18日午前11時35分ごろ、北海道北見市常呂町のオホーツク海で「作業中の船から3人が転落した」と119番があった。測量に当たっていた作業船(5トン未満、全長約6メートル)が転覆し、別の船に救助された2人が病院に搬送されたが、いずれも会社員の笹原昭さん(43)が死亡、加留福太郎さん(28)が意識不明の重体となった。

 残る1人の男性会社員(28)は自力で岸辺にたどり着き、命に別条はないという。

 北見署などによると、3人が乗った船はオホーツク海からサロマ湖第2湖口付近に近づいた際に転覆し、3人は海上に投げ出された。

 網走海上保安署が転覆に至った経緯などを調べている。

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