チェルシーが新たなストライカーを獲得か 候補はアル・イテハドのベンゼマ

写真:ヘンダーソンに続いてベンゼマも半年でサウジアラビアを去りそうだ ©Getty Images

チェルシーが1月の移籍市場で、元フランス代表FWカリム・ベンゼマをローン移籍で獲得する可能性が浮上した。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

トッド・ボーリー氏がチェルシーのオーナーに就任して以来、10億ポンドを上回る大金を投資してきた。さらにチェルシーは、1月の移籍市場でストライカーをリストアップしており、出資を惜しまない構えだ。

チェルシーのチーム総得点は現在35点であり、プレミアリーグの上位10位に立っているクラブでは、ウェストハム(33点)とマンチェスター・ユナイテッド(24点)に次いで3番目に低い総得点数だ。

そこで候補となったのが、アル・イテハド所属のベンゼマである。チェルシーは「収益性と持続可能性に関する規則(PSRs)」に違反しないよう、レンタル移籍で獲得することになるだろう。

ベンゼマは、アル・イテハドで公式戦20試合に出場して20ゴールを記録している。しかし、移籍してからはトラブルが続いている。現在、プレミアリーグのノッティンガム・フォレストを率いるヌーノ・エスピーリト・サント前監督との確執がウワサされ、サント前監督が退任に追い込まれたという事件があった。また、サポーターから「敗北の息子」というあだ名をつけられているほか、ベンゼマはクラブのトレーニングを何度も欠席しているようだ。

現在チェルシーは21試合を消化して、勝ち点31の9位に立っている。UEFAチャンピオンズリーグ圏内の4位アーセナルとの勝ち点差は“9”であり、来季のCL出場へ向けて得点力不足を改善したいところだ。

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