上下水道の早期復旧要望 被災自治体、首相らに

 政府は18日、能登半島地震に関する政府の非常災害対策本部会議を開いた。オンラインで出席した石川県の馳浩知事と6市町長は、上下水道などインフラの早期復旧支援や応援職員の派遣を求めた。岸田文雄首相は「ニーズをしっかりと踏まえて、対策を取りまとめる」と述べ、政府が月内に策定する被災者支援の政策パッケージに反映させる考えを示した。

 被災地では、断水や下水道を利用できない状態が続いている。輪島市の坂口茂市長は「前例にとらわれない大胆な支援をお願いしたい」と述べ、中長期的な職員の派遣や財政支援を要望した。

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