栃木県は18日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。8〜14日に報告された感染者は計790人（前週480人）で、1機関当たりの平均は10.39人（同6.32人）。7週連続で増加した。
6保健所管内別で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北の14.36人。安足が13.55人、県南が11.94人、県東が10.38人、宇都宮市が6.67人と続き、最も少ない県西が4.25人だった。
年代別では10歳未満が121人と最多。10代103人、30代94人、50代90人、20代88人などと続く。
クラスター（感染者集団）は医療機関で1件、高齢者施設で3件発生した。
新規入院者は前週比49人増の142人。1週間平均の入院者は233.3人で、前週比58.4人増だった。
インフルエンザの感染者数は計848人（同606人）で2週間ぶりに増加。1機関当たりの平均は11.16人で、注意報レベルの基準10人を上回った。48医療機関で確認された咽頭結膜熱は計49人、1機関当たりの平均は1.02人。減少傾向にはあるが流行の警報レベルが続いている。
