米12月住宅着工4.3%減 4カ月ぶりマイナス

 【ワシントン共同】米商務省が18日発表した2023年12月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より4.3%減の146万戸となり、4カ月ぶりに減った。市場予想の142万6千戸を上回った。

 住宅ローン金利が高水準で推移しているのが敬遠され、主力の一戸建てが8.6%減の102万7千戸と落ち込んだのが全体を押し下げた。一方、集合住宅は増加した。全体の着工件数の前年同月比は7.6%増。

 地域別でみると、前月より4.7%伸びた西部を除く3地域が減少した。北東部は16.9%、中西部は8.8%、最大市場の南部は5.1%それぞれ減った。

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