韓国南西部の全羅北道が18日、「全北特別自治道」に変更された。名称の変更は、全羅道が全羅南道・全羅北道に変更された1896年以来となる。
特別自治道の発足は、済州、江原に次ぐ３カ所目。世宗特別自治市を含めると、４カ所目の特別広域自治体となる。特別自治道は、特別法に基づき高度の自治権が保障される地域。中央政府から各種権限が移譲されて事業を迅速に推進できるようになるほか、国の財政支援がより受けやすくなる。
全北特別自治道は、全北特別法の131の条文、333の特例を基に、◇農生命産業◇文化観光産業◇高齢親和産業複合団地◇未来先端産業◇未来特化産業——の５つの革新産業を推進していく。具体的には、農生命産業の育成やＫ—ＰＯＰ国際学校の設立、２次電池産業特区の指定などが進められる。
