【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は18日、北朝鮮による14日の中長距離弾道ミサイル発射を受け、非公開の緊急会合を開いた。外交筋によると、日米韓などは「安保理決議違反だ」とミサイル発射を厳しく批判した。ロシアと中国は、日米韓が朝鮮半島の緊張を高めているとして北朝鮮を擁護した。
安保理では2018年以降、北朝鮮のミサイル発射に一致した対応を取れず、今回も隔たりは埋まらなかった。
会合後、韓国の黄浚局国連大使は記者団に「安保理として沈黙を破らなければならない。どうすれば議論を前に進めることができるのかが問題だ」と話した。