住宅被害2万9489戸 死者232人、安否不明22人 能登半島地震

液状化でコンクリートが割れた道や住宅=15日午後1時15分、内灘町西荒屋

 石川県の19日午前9時までの集計によると、住宅被害は前日から564戸増の2万9489戸となった。各市町で確認が進んだ一方、被害が大きい輪島市、珠洲市は全容が把握できていない。

 市町別では七尾市7949戸、能登町5千戸、志賀町3285戸、金沢市2922戸、中能登町1695戸、羽咋市1465戸、内灘町1212戸、小松市1192戸、穴水町千戸など。

 死者は232人で前日から変わっていない。内訳は珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町7人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者数は輪島市で重傷が3人増え、13市町で計1058人となった。

 連絡が取れない安否不明者は輪島市が1人増の18人、珠洲市4人の計22人。

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