MLBネットワークによる一塁手トップ10 フリーマンが1位に選出

MLBネットワークでは毎年、各ポジションの「現在のトップ10」を選出している。個人成績に加え、攻撃面や守備面の各種指標、リサーチチームによる分析などをもとにランキングを作成。先発投手部門でゲリット・コール(ヤンキース)、捕手部門でアドリー・ラッチマン(オリオールズ)、遊撃手部門でコリー・シーガー(レンジャーズ)、右翼手部門でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、二塁手部門でムーキー・ベッツ(ドジャース)が1位に選ばれたのに続き、一塁手部門のトップ10が発表された。

MLBネットワークが発表した一塁手トップ10は以下の通り(カッコ内は昨年の順位)。

1 フレディ・フリーマン(2)
2 ブライス・ハーパー(右翼手3位)
3 マット・オルソン(6)
4 ポール・ゴールドシュミット(1)
5 ヤンディ・ディアス(圏外)
6 ピート・アロンソ(5)
7 ブラディミール・ゲレーロJr.(3)
8 ブランドン・ベルト(圏外)
9 クリスチャン・ウォーカー(圏外)
10 トリストン・カサス(圏外)

強打者がズラリと並び、熾烈なランキング争いとなっていた一塁手部門だが、本格コンバートされたハーパーが加わったことで競争はさらに激しくなった。そのハーパーは昨年のランキングでは右翼手部門3位だったが、今年は一塁手部門に初登場して2位にランクイン。昨季ナ・リーグのMVP投票で3位となったフリーマンが昨年からワンランクアップで1位に選ばれた。

2022年にナ・リーグMVPを受賞し、昨年のランキングで1位となったゴールドシュミットは4位に後退。昨季キャリアハイの成績を残し、本塁打と打点の二冠を獲得したオルソンが昨年の6位から一気にトップ3入りを果たした。また、昨季ア・リーグの首位打者に輝いたディアスは昨年の圏外から5位まで大幅ジャンプアップしている。

昨年の上位勢ではアロンソが5位から6位、ゲレーロJr.は3位から7位へ後退。8位以下は昨年トップ10圏外だった選手が並んでおり、8位のベルトは昨季終了後にブルージェイズからFAとなり、現在もまだ所属チームが決まっていない。10位のカサスは今季さらなる成長が期待される若手のホープだ。

なお、今後のトップ10発表予定は以下のようになっている(日付は日本時間)。

1月25日 左翼手
1月26日 中堅手
2月1日 三塁手
2月2日 救援投手

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