自分たちができることを 生徒会が登校時に募金活動 義援金は被災地の工業高へ/岡山・津山市

津山工業高校生徒会は18日、岡山県津山市の同校で朝の登校時間帯に、能登半島地震災害義援金の募金活動を行った。

「自分たちができることを」との思いから実施。この日は約10人が並び、登校してきた生徒たちに「協力お願いします」などと呼びかけた。生徒たちは足を止めて話に聞き入り、募金に協力していた。

生徒会長のロボット電気科2年・花田永遠さんは「僕たちは普通に高校に通っている一方で、現地では多くの高校生が通えなくなっている。新しくなったばかりの生徒会で、何ができるか考えた」と話していた。

集まった募金はPTAと同窓会の義援金と合わせ、全国工業高等学校長協会を通じて被災地の工業系高校に送られる。

大勢の生徒たちが足を止め協力していた

© 津山朝日新聞社