21日に号砲 各世代のトップランナー競う 全国男子駅伝 広島県チームに箱根区間賞の倉本玄太選手 中学生区間も注目

いよいよ、あさって21日、ここ広島を舞台に天皇盃・全国男子駅伝が開催されます。広島県チームの見どころはどうなんでしょうか?

各都道府県の中学生から社会人まで補欠を含む約470人の選手が、広島市内を激走します。

先週、京都で行われた女子の大会では3位と健闘した広島県チーム。男子でも躍進が期待されています。

一般区間には、箱根駅伝で9区区間賞とチームの優勝に貢献した青山学院大学の 倉本玄太 を起用して挑みます。

一般区間 倉本玄太 選手(世羅高出身・青山学院大)
「箱根駅伝でしっかりと結果を残した状態で広島に帰ってこれたのは、本当に自身もついた状態で戻ってこれたのはうれしく思いますし、地元・広島のために自分を持っている力を全力で出して、少しでも本当に力になれるようにがんばりたいなと思っています」

注目は中学生区間も…。去年11月の中国中学校駅伝でしのぎを削った 中西雄也 選手と 大歳怜 選手がそろってエントリー。八本松中の中西は、3000mで全国6位の記録をマーク。向陽中の大歳は、全国中学校駅伝で区間賞を取っています。その実力は全国トップクラスとの呼び声が高い選手です。

広島県チーム 岩本真弥 監督
「(中学生の)2人とも力はありますし、中学生区間で順位を落とされるのはないと思っていますから。全国トップクラスの選手だと思います。最低目標は8位ですから、なんとか8位をクリアしたいですよね」

「当然、選手の最後のコンディション調整もありますが、やはり、ことしから声出しの応援もありますからね。例えば倉本なら「倉本!」とか、選手の名前を呼んでもらう声援が力になると思いますから、声援を追い風にして、やるしかないでしょうね」

各世代のトップランナーが集まります。レースの模様は、解説に青山学院大学の 原晋 監督を迎え、RCCラジオで「ダイソースポーツスペシャル 天皇盃 第29回全国男子駅伝 実況中継」として放送されます。

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