「きちんとけじめをつけられるような道筋に」宮沢博行議員ら若手中堅から派閥解消求める声 自民党本部から報告

ここにきて劇的な展開を見せている自民党の裏金問題ですが、現在、安倍派の議員総会が行われています(1月19日午後6時15分時点)。自民党本部から植田麻瑚記者の報告です。

【写真を見る】「きちんとけじめをつけられるような道筋に」宮沢博行議員ら若手中堅から派閥解消求める声 自民党本部から報告

<植田麻瑚記者>
自民党本部です。19日午後4時頃から多くの報道陣が詰めかけています。8階で議員総会が開かれていて、報道陣は1階に待機しています。東京地検特捜部による強制捜査後、初めて議員総会を開いた安倍派ですが、現在、塩谷立座長(比例東海ブロック)ら幹部からこれまでの経緯が説明されているものとみられます。

中堅・若手議員らからは、派閥幹部の責任を問う声や派閥解散を求める声があがっています。その中の1人である静岡3区が地盤の宮沢博行衆院議員(比例東海ブロック)も姿を見せました。

宮沢議員は19日朝、SBSの取材に対し「国民のみなさんにきちんとけじめをつけられるような道筋にしたい」とし、あらためて解散を訴えたいと述べました。

多くの報道陣に囲まれた宮沢議員は「派閥の解散は解決ではなく、けじめだ」と強調していました。年末の強制捜査から1か月が経ちました。存続か、解散か。派閥の存在意義さえ問われた裏金事件は、今後も尾を引きそうです。

© 静岡放送株式会社