台湾の漫画家が被災地にエール 昨秋、氷見に滞在

ア・レイさんのロゴ

 昨秋、氷見市に滞在した台湾の人気ウェブ漫画家「A RAY(ア・レイ)」さんが、能登半島地震を題材にした漫画をネット上に投稿している。氷見や能登などの被害や、義援金の窓口を紹介し「加油(頑張れ)!日本!」と被災地にエールを送っている。

 ア・レイさんは昨秋、市から氷見を題材にした漫画制作の依頼を受け2週間滞在した。帰国後の同12月から旅行記をネット上に投稿し、台湾のフォロワーから反響を寄せられていた。

 能登半島地震に関する漫画は6日に投稿された。全10コマで、地震や津波が北陸を襲ったことや、滞在した宿泊施設への心配、永井豪記念館(輪島市)の焼失を嘆く気持ちをつづった。「また訪れてもいい時期になったら、必ず行きます」とメッセージも添えている。

© 株式会社北國新聞社