富山県内住宅被害4100件、470戸の水道は飲用不可 能登半島地震(1月19日発表)

 富山県は19日、能登半島地震による県内の住宅被害は同日午後1時時点で前日から180件増え、4100件になったと発表した。水道が全域で回復した氷見市内で、通水しているが飲料水としては使えない戸数は470戸となり、前日から230戸減った。県内の人的被害は47人で変わらない。

 住宅被害の半壊は高岡市で5件増え、計92件になった。一部破損は148件増の3092件、程度不明は27件増の893件。避難所に身を寄せている人は氷見市で28人、高岡市で17人となっている。

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