次第に雨の範囲広がる 雪にならずとも大雨に十分注意を

低気圧が発生して本州の南岸を進むため、各地に雨雲がかかるでしょう。
昼前までは九州や近畿・東海が雨の中心で、昼頃には中国・四国や北陸、関東甲信でも雨や雪が降り始める見込みです。地震の揺れが大きかった地域では、あす(日)にかけて土砂災害に警戒が必要です。
関東甲信では山沿いを中心に降雪が予想されています。
東京都心では、雪に変わらず雨のまま降り続くとみられます。ただ降水量が多いため、予想以上に気温が下がって雨から雪に変わると大雪となるおそれもあります。最新の予報を確認するようにしてください。東北南部や関東の沿岸では特に降水量が多くなるとみられますので、大雨に十分注意してください。

暦の上では大寒となるきょう(土)は、全国的にきのう(金)よりも寒く、東海や関東甲信では5℃以上低くなる所も多い見込みです。
また東日本や東北の太平洋側を中心に風が強く、高波にも警戒が必要です。

気象予報士・相澤 脩登

画像について:20日の天気予報。

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