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【キーウ共同】英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は19日、ロシア軍が夏にもウクライナへの大規模攻撃を仕掛ける可能性があると報じた。2022年にロシアが一方的に併合を宣言した東部・南部4州の完全支配が目的。首都キーウへの再侵攻も排除していないとの見方もある。
4州は東部のドネツク、ルガンスク両州と南部ザポロジエ、ヘルソン両州。併合宣言後も、一部の地域はウクライナが支配を保っている。
同紙は、ロシアが最近、北朝鮮からの兵器調達や中国製軍用部品の輸入によって武器を増やしていると指摘。「ウクライナを征服し国民を服従させるというプーチン大統領の最終目標に変化はない」との米情報機関の見立てを伝えた。