米、フーシ派ミサイルを破壊 紅海向け発射準備の3発

 【ワシントン共同】米中央軍は19日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が支配地域で紅海南部に向けて発射準備を整えていた対艦ミサイル3発を攻撃し、破壊したと発表した。フーシ派への攻撃は12日以降6度目。中央軍は「地域の商船や海軍の艦艇にとって差し迫った脅威だと判断した」と述べ、防衛のための措置だと強調した。

 米軍は16日から発射準備を整えたミサイルを特定し破壊している。

 発表によると、米軍の攻撃は現地時間19日午後6時45分ごろ。AP通信によると空母ドワイト・アイゼンハワーから飛び立ったFA18戦闘攻撃機がミサイルを攻撃した。

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