公立高前期志願状況 全日制は平均倍率1.68倍 2月1、2日試験 長崎県教委

 長崎県教委は19日、2024年度公立高入学者の前期選抜と離島留学特別選抜の志願状況を公表した。前期選抜には、全日制55校の定員3496人に対し、5869人(文化・スポーツ特別選抜の412人を含む)が志願。平均倍率は1.68倍となった。
 県教委によると、全日制普通科(33校)の定員1127人に対し、2287人(文化・スポーツ特別選抜を含む)が志願。倍率は2.0倍。最も倍率が高かったのは、長崎西理系コースの5.9倍だった。23年度から県立高5校に設置した「文理探究科」は、前期で計90人を募集。309人が志願した。
 県内5校の離島留学特別選抜の志願者は、対馬の国際文化交流科15人、壱岐の東アジア歴史・中国語コース4人、五島のスポーツコース18人、五島南の夢トライコース8人、奈留は3人だった。
 定時制昼間部2校には定員44人に対し、87人が志願。倍率は1.98倍だった。
 試験は2月1日に各校で基礎学力調査や面接、プレゼンテーション、実技などを実施。2日間で実施する高校は1、2日両日で行う。合格者は同8日午後2時以降、各校のホームページで発表する。

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