韓国の旅行関係者が五島を視察 インバウンド促進を目的 市、長崎県観光連盟が企画 

視察ツアーに訪れた韓国の旅行会社関係者ら=五島市武家屋敷2丁目、福江武家屋敷通りふるさと館

 韓国の旅行関係者を招いた視察ツアーが17~19日、長崎県五島市であった。
 インバウンド(訪日客)促進を目的に、市が県観光連盟と連携し実施。旅行会社やメディアの関係者ら約30人が参加した。
 世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」構成資産に含まれている旧五輪教会堂や江上天主堂などの巡礼地のほか、高浜海水浴場や大瀬崎展望所といった景勝地、観光拠点の福江武家屋敷通りふるさと館、ゴルフ場、宿泊施設を巡った。
 ソウル特別市観光協会理事で旅行会社を経営している鄭海鎭(チョンヘジン)さんは「五島は巡礼地の印象が強いが、魅力的な自然や釣り、ゴルフ、マリンスポーツを組み合わせた旅行商品も開発していきたい」と話した。

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