長崎県内4社 ビジネスプランを発表 十八親和銀の新規事業支援 協業先の企業募集

新規事業のビジネスプランを発表する岩嵜紙器の社員=長崎市油屋町、ダイアゴナルラン長崎

 十八親和銀行(長崎県長崎市)が県内企業の新規事業創出を支援するプログラムで、本年度参加する4社が19日、新たに取り組むビジネスプランを発表し、協業先となるスタートアップ(新興企業)の募集を開始した。協業先を選定後、事業化に向けた実証実験に入る。
 4社は▽岩嵜紙器(東彼波佐見町)▽協和機電工業(長崎市)▽NITTOKU(本社・さいたま市、事業所・大村市)▽丸髙商事(諫早市)-。各社二つずつ新規事業化を目指すビジネスプランを発表した。協業先は、全国のスタートアップに詳しいコンサルタント業「ユニッジ」(東京)が提案する他、プログラムの専用ウェブサイトでも募集している。
 このうち岩嵜紙器は、ペット業界への新規参入を見据えた商品・サービス開発と顧客が求める商品パッケージイメージを自動生成するシステム開発を目指す。4社の事業内容や協業先に希望する要件などはウェブサイトで確認できる。

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