レバークーゼンが2試合連続後半AT弾で劇的勝利、ライプツィヒとのハイレベルな打ち合いを制す【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第18節、ライプツィヒvsレバークーゼンが20日に行われ、2-3でレバークーゼンが競り勝った。

前半戦最終戦となった前節アウグスブルク戦を後半追加タイム弾で制した首位レバークーゼン(勝ち点45)は、シック、ヴィルツ、ホフマンの3トップで臨んだ。

一方、前節フランクフルトに0-1のシャットアウト負けを喫した4位ライプツィヒ(勝ち点33)は、オペンダとシェシュコの2トップで臨んだ。

立ち上がりからライプツィヒが鋭くボールホルダーへ寄せるアグレッシブな入りを見せると、7分に先制する。左サイドに流れたシュシュコが起点となった流れからボックス内のシャビ・シモンズが華麗な反転シュートを決めきった。

先制から2分後にもライプツィヒに決定機。しかしダニ・オルモの左クロスに合わせたシェシュコのシュートはわずかに枠を外れた。

押されるまま失点を喫したレバークーゼンがポゼッションを高めて反撃の機会を窺うも22分、シマカンのボレーでゴールに迫られ、ライプツィヒの勢いを止めることができない。

ハーフタイムにかけても鋭いカウンターで牽制したライプツィヒが主導権を握った中、1点のリードで前半を終えた。

しかし迎えた後半、開始2分にレバークーゼンが追いつく。ホフマンのワンタッチパスを左サイドのグリマルドがダイレクトでクロスを送ると、ファーサイドに流れたボールをテラが押し込んだ。

フリンポンの負傷で前半半ばに投入されていたテラのゴールで追いついたレバークーゼンは55分に逆転のチャンス。しかしボックス内からのヴィルツのカットインシュートはGKブラシュヴィッヒに阻まれた。

すると直後のCKを跳ね返したロングカウンターからライプツィヒに勝ち越し弾。シャビ・シモンズが持ち上がって前方右へパス。ダニ・オルモのダイレクトパスをオペンダが流し込んだ。

しかしすかさずレバークーゼンが追いつく。63分、ホフマンの左CKからターのヘディングシュートが決まった。

再び追いついたレバークーゼンが圧力を強める中、2試合連続追加タイムに決勝弾。グリマルドの右CKからインカピエのボレーが決まった。

ハイレベルな打ち合いを制したレバークーゼンがライプツィヒとの上位対決をモノにして首位を堅守している。

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