ダイエットにおいて「やせた後の自分を強くイメージする」のが重要な理由とは?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】

先にゴールを決めておく

僕は「思考は現実化する」と思っています。著書『月曜断食』は、まだ出版の予定も決まっていない段階から本を出すと決め、実際にそれを現実化することができました。この本を手にとっていただいた人の多くは、「何かしら変わりたい」という想いを持っているはず。

明確な目標がある人もいれば、漠然としている人もいるでしょう。ここでお伝えしたいのは、ずぼら断食を成功させるためには、最終的にどんな自分になりたいのかをできるだけ具体的にイメージし、「自分はこうなるんだ」と強く決めて行動するのが、大切だということです。

そういった最終到達地点にある目標を、望遠鏡の目標といいます。山に例えるなら山頂です。ただし、登山に慣れない人が無理をして急に山頂を目指すと挫折の恐れがありますので、まずは数日間で達成できる顕微鏡の目標を持ち、一歩ずつ着実に進んでいきましょう。

「0・5㎏落とす」「駅では階段を使う」といったダイエットに直結する目標はもちろん、「待ち合わせの5分前に到着する」「玄関を掃除する」など、目指したい自分に近づくための簡単な行動でもOKです。この小さな積み重ねが、確実に未来の〝なりたい自分〞を引き寄せてくれるはずです。

出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』
著:関口 賢

運動不足や日々の生活の忙しさなど、さまざまな理由で太ってしまった、さらに「何をやっても痩せない…」という人も多いと思います。そんな人に向けて、本書では10万人以上を痩せさせてきたダイエット専門鍼灸院の総院長である著者が考案した、自宅でできる究極のダイエット法『ずぼら断食』を紹介します。人間は食べることが必要不可欠ですが、食べることで不健康にもなります。体のためにと思って食べていたことが、逆に体の負担になってしまっていることもあり、それが肥満や不調の元になっているのです。まずは食べないことがどのような健康効果をもたらすのかを徹底解説。そのうえで、誰でも簡単に取り入れられる8時間断食から、痩せて体質改善もできる16時間断食、ストンと痩せて体がリセットできる24時間断食、さらにストイックにガッツリ体重を落としたい人向けの32時間断食など、自分自身の目的とやりやすさに合わせた4つのプログラムから選択できます。栄養過多な状態にある体を断食で一度リセットすることで、何をしても痩せなかった体がみるみる痩せていくだけでなく、慢性的に感じていた不調や健康診断の数値も劇的改善できます!ダイエットでなかなか結果がでない人も、疲れやすかったり、原因不明の謎の不調を抱えている人などにもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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