住宅被害3万4446戸 珠洲市で2千戸初確認 前日比2776戸増

巨大な落石で押し潰された住宅=19日午前11時40分、珠洲市高屋町

 石川県の21日午後2時までの集計によると、住宅被害が前日比2776戸増の3万4446戸となった。これまで把握が進んでおらず「多数」とされていた珠洲市で2千戸が初確認されたほか、輪島、志賀、七尾など9市町で調査が進んだ。

 市町別では、七尾市8523戸、能登町5千戸、志賀町3743戸、金沢市3034戸、中能登町1910戸、羽咋市1594戸、輪島市1006戸など。

 死者は232人で前日から変わっていない。内訳は珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町7人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者数は穴水町で重傷が1人増え、13市町で計1170人となった。内訳は重傷者306人、軽傷者864人。

 連絡が取れない安否不明者は輪島市18人、珠洲市4人の計22人。

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