栃木県鹿沼市上永野の観光施設「蝋梅（ろうばい）の里」で、早春の花の一つ、ロウバイが見頃を迎えている。雨天となった21日は来園者がつややかな花に見入った。
約1.3ヘクタールの敷地に6品種約4千本が植えられている。濃い黄色で丸い花弁の「満月」など3品種が八分咲きで、今後は香り高く梅に似た花を付ける「福寿」などが順次見頃を迎える。
この日、訪れた人はロウバイを見ながら散策し、水滴が付いたかれんな花の写真を撮っていた。開園は3月15日まで。
高根沢町栗ケ島、会社員小川勝也（おがわかつや）さん（65）、妻芳子（よしこ）さん（63）は「黄色い花がとてもきれい。一足早く春を感じた」と笑顔で口をそろえた。
