【佐賀・花吹雪賞】グラインドアウトが8馬身差圧勝…赤岡「気持ちよかったです」

1月21日、佐賀競馬場で行われた9R・花吹雪賞(3歳・牝・ダ1800m)は、赤岡修次騎乗の3番人気、グラインドアウト(牝3・高知・田中守)が快勝した。8馬身差の2着にピクシースカイ(牝3・高知・別府真司)、3着に1番人気のフークファンタジー(牝3・佐賀・手島勝利)が入った。勝ちタイムは1:58.0(不良)。

2番人気で山本聡哉騎乗、ロトプレシャス(牝3・佐賀・真島元徳)は、5着敗退。

レース序盤はビーアライブがハナを奪い、フークファンタジー、ピクシースカイ、グラインドアウトなどがそれに続く展開。2周目に入っても大きく隊列変わらず、レースは終盤へ。3コーナー付近でグラインドアウトが先頭に立つと、直線では後続を大きく突き放し勝利。8馬身差の2着に同じく高知から参戦のピクシースカイ、1.1/4馬身差の3着にフークファンタジーが入線した。

「理想の位置を取れた」

1着 グラインドアウト
赤岡修次騎手
「強い勝ち方してくれて気持ちよかったです。あまり揉まれない位置で進めたいと思っていました。理想の逃げ馬の後ろを取れたので、ここでじっとしていたら脚は使ってくれるかなと思っていました。4コーナーから手前を替えてスピードアップ促したら、馬なりで上がっていったので、勝つとは思ったのですが、このくらい離して勝つ(8馬身差)とは思ってなかったです。初めて能力検査で乗った時に、この馬走ってくるなと先生とは話していたのですが、怖がりな面とか上手く力を出せないところもあった馬で、それをどう教えていくかというところでしたが、徐々に良くなっていくと思います。この1800mで結果が出たのは大きいのでこれからが楽しみです」

グラインドアウト 8戦3勝
(牝3・高知・田中守)
父:アメリカンペイトリオット
母:クィーンロマンス
母父:ティンバーカントリー
馬主:酒井孝敏
生産者:稲葉牧場

【全着順】
1着 グラインドアウト 赤岡修次
2着 ピクシースカイ 中島龍也
3着 フークファンタジー 山口勲
4着 シーブレ 飛田愛斗
5着 ロトプレシャス 山本聡哉
6着 ダバイカンティーク 川島拓
7着 ケンタッキーグレイ 魚住謙心
8着 ビーアライブ 石川慎将
9着 ウェンティ 村松翔太

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