第29回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は21日、広島市平和記念公園前を発着する7区間48キロのコースで行われ、本県は2時間22分30秒の21位。前回から一つ順位を上げた。アンカー菊地駿弥(きくちしゅんや)(中国電力)が13人抜きで区間2位の快走を見せた。
長野が2時間17分0秒の大会新記録で3大会連続10度目の優勝を飾り、史上最多優勝記録を更新した。
若手の粘りにエース呼応
万全の布陣が整わず、苦戦が予想された本県。それでも前回を超える21位。粘って耐えて、エースにつなぐ戦略を完遂した。7区で13人抜きとチームに大きく貢献した菊地駿弥(きくちしゅんや)(中国電力)は「学生たちが格上相手にも挑戦してくれた」と仲間の健闘をたたえた。