〈1.1大震災〉あったかそばで元気に 氷見観光協が振る舞う

そばを提供するそば道場のメンバー=氷見市漁業文化交流センター

 氷見市観光協会は21日、同市の漁業文化交流センターで市民や観光客に温かいそばを無料で振る舞った。

 能登半島地震で被災した氷見を元気付けようと企画した。市内のそば打ち愛好者でつくる「ひみそば道場」と市そば組合などが300人前を用意した。道場のメンバーがそばを次々にゆでて丼に盛り付け、来場者に提供した。訪れた人は天かすやキムチをのせておいしそうにすすっていた。

 自宅が一部損壊したという市内在住の80代男性は「おいしい。体があったまり、元気がでた」と笑顔を見せた。

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