京都府亀岡市南つつじケ丘の老人クラブ「綜合つつじ会」が週3回、朝に公園に集まってラジオ体操をしている。健康な体づくりだけでなく、家にこもりがちな高齢者に外出を促して交流の場にもなっている。
同会は60歳以上の住民が参加している。会員の一人の発案で、昨年4月から始めた。
桜台公園(南つつじケ丘桜台)で毎週火、木、土曜、午前9時からラジオ体操第1と同第2に連続で取り組む。参加自由で、雨が降らない限り開催する。当初の参加者は5人程度だったが、口コミなどで現在は15人ほどに増えたという。
参加者は開始30分前から集まり始め、談笑してから体操するのがいつもの流れになっている。井上市朗会長(82)は「ラジオ体操はみんなよく知っていて手軽にできる。外出のきっかけづくりにはちょうどいい」と話す。