第29回べっぷ鶴見岳大寒がまん大会が21日、別府市の鶴見岳山上であった。「氷柱しがみ付き競争」など5競技があり、県内外から参加した55人が寒さに耐えながら熱戦を繰り広げた。
会場の鶴見山上駅前広場は、午前8時の気温が4度で小雨。例年より冷え込みは厳しくないものの、霧がかかり、強い風が時折吹いた。
大きな声で歌いながら氷柱にしがみ付くなど、全力で冷たさを我慢する参加者に、観客から熱い声援が飛んだ。
かき氷早喰(ぐ)い競争に出場した大分市の会社員山下雄也さん(28)は「寒さで唇がとれるかと思った。来年も参加したい」と話した。
優勝者は次の通り。
▽かき氷早喰い競争 田中道也(福岡県春日市)▽焼酎利き酒コンテスト 橋本迪子(大分市)▽そーめん早喰い競争 平川寛之(大分市)▽地獄の針仕事 財前勇太(大分市)▽氷柱しがみ付き競争 芹沢雄二(山口県防府市)