去年倒産の県内企業 前年比1・5倍 コロナ禍と同水準に 広島

去年倒産した県内企業は2022年に比べ1・5倍に増加したことが分かりました。

帝国データバンクによりますと去年1年間で倒産した県内企業は157件で2022年の1・5倍に増加しました。これはコロナ禍だった2020年と同水準だということです。

帝国データバンクは倒産件数の急増について、政府が新型コロナ対策として行った無利子・無担保融資の返済が本格化し返済できない中小企業が増えたことや、人手不足などが要因と分析しています。

また原油価格の上昇などに対する懸念が多く、今年度末に向け先行きが見通せず事業継続を断念せざるを得ない企業が相次ぐ可能性が高まっているとしています。

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