天然氷のリンク、今季もオープン 栃木の宮スケートセンター

今季の利用を開始した宮スケートセンター

 【栃木】吹上地区の住民組織が運営する市内唯一の天然スケート場「宮スケートセンター」(千塚町)が20日、今季の一般利用を始めた。

 田んぼを活用した同スケート場は2011年に一度閉鎖されたが、住民組織「吹上地区まちづくり協議会」が中心となって19年に再開した。近年は暖冬で利用が難しくなっているが、今季は5~10センチほどの氷が張り、オープンできた。

 この日は午前中から親子連れが続々と訪れ、天然氷のリンクに歓声を上げた。昨夏に地元の子どもたちがリメークした手すり用パイプいすや、新たに作った木馬の遊具も人気を呼んでいた。小山市福良、教員星森人(ほしもりと)さん(34)は「アットホームな雰囲気がいい」、娘の智咲(ちさき)ちゃん(5)は「初めてだったけどうまく滑れた」と笑顔で話した。

 次回は27、28日。午前10時~午後3時。2月以降の予定は同協議会ホームページに掲載。利用無料(貸し靴は有料)。

今季の利用を開始した宮スケートセンター
今季の利用を開始した宮スケートセンター

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