日本代表、影山優佳と槙野智章が推すアジア杯第3戦スタメンがこちら!「自身でもゴリゴリいけるタイプの方だと…」

アジアカップの覇権奪還を目指す日本代表。グループステージ初戦はベトナムに4-2で勝利したものの、イラクには1-2で敗れ、24日にはインドネシアと対戦する。

そうしたなか、影山優佳と槙野智章は、『ABEMAスポーツタイム』で、第3戦で推す日本代表スタメンを組んでいた。

4-2-3-1のシステムで面子はこちら。

GK:前川黛也
DF:毎熊晟矢、板倉滉、冨安健洋、中山雄太
MF:遠藤航、佐野海舟、伊東純也、堂安律、中村敬斗
FW:上田綺世

メインで選考をした槙野は、こう説明している。

「GKは1~2戦は鈴木彩艶選手を起用しましたが、まだ若い。失点に絡んだシーンもあると思います。3戦目も使うのもひとつの策だと思いますけど、若い選手は一度失敗を外から見るのもひとつの勉強だと思っているので。

2~3番手で控えている選手たちが出た時に鈴木彩艶選手が次に出た時に発奮材料になるというか、やってやらなきゃいけないという思いがあるので。昨年Jリーグでも結果を残した、優勝した前川黛也選手が出てきてもおかしくないんじゃないかと思っています。

DFラインは4バック。冨安選手が前回復帰したので、そこのバランスを大事にしていきたい。冨安選手と板倉選手の2CB。ここは長らくやっていますので。

で、サイドバック。ここで菅原由勢選手も一回休ませた方がいいです。メンタル的にもフィジカル的にも休ませて、外から見ることも大事だと思うので、毎熊選手が入ってくるんじゃないかな。

左SBは伊藤洋輝選手が2戦やってますし、悪くなかったと思います。そのなかでチームを活性化させる、刺激を与えるという意味で、本職の左サイドバックである中山選手がいいんじゃないのかなと。

この4枚はラインの調節、対人能力、右と左のアップダウン、攻撃参加もすごくいいと思いますので、この4枚はいいのかなと思っています」

「中盤ボランチは、心臓ですよね。キャプテンの遠藤(航)選手。ここは外せないのかなと。

ただ、遠藤選手と組むのは、佐野海舟選手。ベテランの遠藤選手が経験値高いなかで、佐野選手みたいな若い選手が横でプレーすることでより伸び伸びできるし、積極的にプレーしてミスもカバーしてもらえる。この2人の組み合わせは非常にいいんじゃないのかなと。

前線は…。(トップ下に)くすぶっていると思います、堂安律選手。アジアカップ2試合のプレータイムは少し確保できていません。もっとやりたい、もっと自分のプレーを見せてくれ、ゴールを含めて。そういうところの負けん気を見せて欲しい。

(左に)中村敬斗選手。前節は怪我っていう情報が入ってるなかで、戻って来るんじゃないかなと。(代表戦)6戦6ゴールですか、期待もありますから。(イラク戦でウォーミングアップをしているのは)映ってましたよね。なので大丈夫かなと思います。

右は伊東純也選手。伊東選手と毎熊選手の縦の関係はすごくいいんじゃないかなと思っています。実際、1月1日のタイ戦で縦の関係はすごくよかったですし。これで伊東選手の良さがより(出る)。後ろがサポートできたり、攻撃的っていう意味では、すごくいいのかなと。

前線で1トップに入るのは、上田選手。中村選手のカットインだったり、伊東選手のクロスに中で合わせるターゲットマンとしては一番。

ただ、個人的には怪我から復帰してきた三笘薫選手が、もしかすると後半出てくるんじゃないか。いや、出てきてほしいな。スタメンじゃなく後半から。チームが停滞してきた時の三笘選手の左サイドを切り裂くようなドリブルとか、ゴールに絡むプレーが見たいです。その後の決勝トーナメントのことを考えた時にはスタートで使いたい。ゲーム感を取り戻す意味で後半から三笘選手が出てくるんじゃないかなと予想しています」

前川、毎熊、佐野のJリーグ組は出番を待ち構えており、彼らの起用は海外組にもいい刺激を与え、チーム全体の底上げになるため、いい意味で変えていく必要があるとのこと。

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一方、影山優佳さんは、「(三笘が投入されれば)サイド攻撃のバリエーションが出て、相手も困惑する。遠藤選手と佐野選手のコンビは見てみたい。佐野選手は自身でもゴリゴリいけるタイプの方だという認識もしているので、前線のゴリゴリいきたい方たちとのバランス感みたいな視野の広さも発揮していただきたいなと」と話していた。

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