今年佐賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)を盛り上げようと、鹿島市と太良町で開催される競技の絵文字「ピクトグラム」を描いたラッピングバスが15日、鹿島市内でお披露目された。両自治体を含む県南西部を運行し、大会をPRする。
両自治体でつくる広域連携SDGs推進協議会が取り組み、車体背面にアーチェリーやソフトボールなど8競技のピクトグラムと開催日程などをデザインした。祐徳自動車が鹿島-太良線などの路線で10月末まで運行する。
祐徳自動車西部営業所で開かれたお披露目式で、鹿島市の松尾勝利市長は「いよいよ今年は国スポ・全障スポが開かれる。バスをきっかけに気持ちを高めてもらいたい」とあいさつ。太良町の永淵孝幸町長は「両自治体で連携して選手や来場者へのおもてなしをしたい」と述べた。(山口源貴)