鈴の音のさえずり「美声の鳥」の鳴き声競う 自慢のローラーカナリア250羽

ローラーカナリアの鳴き声を聴く審査員(長岡京市開田3丁目・市産業文化会館)

 美声の鳥「ローラーカナリア」の鳴き声の良さを競い合う全国大会が1月20日、京都府長岡京市開田3丁目の長岡京市産業文化会館で始まった。

 愛好家の飼育技術を高めるとともに、ローラーカナリアの声の美しさを広く知ってもらおうと、国際ローラーカナリークラブ連盟(大阪府高槻市)が毎年この時期に開いている。

 71回目の今年は全国から約40人が参加し250羽を出品予定で、12部門に分かれて審査を受ける。

 初日のこの日は公開審査があり、5羽が鈴を転がすようなさえずりを響かせた。審査員や関係者は10種類以上の鳴き声について「きれいな声だが音量が小さい」などと意見を出し合い、採点基準を議論した。

 21日の大会本番は非公開で審査が行われる。

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