マクドの「ホットティー」が支持されるワケ、販売終了に戸惑い

1月23日をもって一部メニューの販売終了を発表したファストフードチェーン「マクドナルド」(代表:日色保)。打ち切りとなるメニューには定番商品「ホットティー」も含まれており、SNSでは「無くして欲しくない!」とコメントが過熱。同社の広報担当に「ホットティー復活の未来」について、問い合わせてみた。

1月23日をもって販売終了する「マクドナルド」の「ホットティー」

■ 「長年ホットティーだけが頼りだったのに・・・」

「リプトン」の茶葉が使用された「ホットティー」(120円~)は、カップに入った白湯とティーバッグが別々で提供されることから、白湯を目当てに注文する人もいる。先日、同商品の販売終了ニュースを掲載したところ、Yahoo!ニュースのコメント欄には約400件のコメントが寄せられ、「ホットティー」に対する人々の熱い思いが露わになった。

白湯と、リプトンのティーバッグが別々で提供されるので「白湯」がほしい人も注文していたという

「寒い時期のマックで何飲んで過ごしたらいいんだろう。せめてお湯は提供してほしい」「なぜ無くなるんだろう。お湯とリプトンのティーパックなのに」「真面目に困る」「ショックです」など、販売中止を嘆く声が寄せられ、なかには「コーヒー飲めないから秋冬はホットティー一択なんだけどな」「『胃が弱くてコーヒーを飲めない』『冷たいドリンクは下痢しやすい』虚弱勢にとっては、長年ホットティーだけが頼りだったのに・・・」と、ティー愛飲派の意見も印象的だった。

1月23日をもって販売終了する「ホットティー」(画像はスクリーンショット)

■ 今後の「ティーメニュー」はどうなる?

そこで同社の広報担当者に「ティーメニュー」の今後について訊いてみると、「アールグレイアイスティー(ストレート・レモン・ミルク)、爽健美茶、黒烏龍茶は引き続き販売させていただきます。現時点で新たなティーメニューを展開する予定はございませんが、今後も魅力的な商品のご提供に努めてまいりたい」と回答。

続いて、ヤフーコメント欄でも散見された「白湯」を求める声についても伺ってみると、「『白湯』というメニューがございませんため、ご注文はお受けすることが難しいこと、何卒ご理解を賜わりますようお願い申し上げます。ただし、お薬など白湯が必要な方はおっしゃっていただけましたら、小さいカップになりますが、ご提供させていただきます」とのことだ。

これだけの反響がありながらもやはり避けられない「ホットティー」の販売終了。今後の続報にも期待しつつ、まずは1月23日まで「ホットティー」を惜しみなく堪能したい(販売期間は早期終了の可能性もあり)。

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