ダイハツ、聴聞欠席へ 国交省、近く指定取り消し

 ダイハツ工業が自動車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請を巡り不正をしていた問題で、国土交通省は22日、行政処分案への意見を聞く「聴聞」の手続きについて、同社から欠席の連絡があったと明らかにした。道路運送車両法に基づきトラック3車種の指定を取り消すとした処分が近く確定する。

 国交省によると、ダイハツから出頭する代わりとして、陳述書の提出を受けた。23日午後に内容を公表するとしている。

 指定取り消しとなるのは、ダイハツ「グランマックス」と親会社のトヨタ自動車ブランドで生産する「タウンエース」、マツダブランドの「ボンゴ」。

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