レゲエ界の生ける伝説、ジミー・クリフの全盛期を捉えたミュージック・ドキュメンタリー『Bongo Man』が『ボンゴマン ジミー・クリフ デジタル・リマスター』として公開決定!

様々なミュージシャンに多大な影響を与えたレゲエ・ミュージック。そのレゲエ界の生ける伝説、ジミー・クリフの全盛期を捉えたミュージック・ドキュメンタリー『Bongo Man』が、邦題『ボンゴマン ジミー・クリフ デジタル・リマスター』として3月22日(金)より新宿シネマカリテほか全国ロードショーが決定した。

沸き踊る情熱のリズム、永遠なる魂の歌声! キース・リチャーズ、ジョー・ストラマー、マッドネス、ランシド……ロックレジェンド・パンクスからも愛される、不滅のレゲエヒーロー!

パトカーのサイレンが鳴り響き、燃えさかる街並みを前に「欲をかくものは、全てを失う」と高らかとアジテートするジミー・クリフ。 映画は、二大政党JLPとPNPによる激しい抗争の最中、混沌とした熱気に包まれるジャマイカの風景から始まる。1980年、故郷サマートンでのフリーライブ。丘を重機でならし、ステージを一から作る、ボランティアによる手作りのライブだ。地元愛に溢れた素晴らしい演奏を聴かせてくれる。 そして南アフリカのソウェト、ドイツのハンブルグと続くツアーにクルーが密着。16ミリフィルムにその熱狂を収めていく。 カルト的人気を得たジミー主演同名映画の楽曲「ハーダー・ゼイ・カム」のほか、日本では車のCM曲で馴染み深い名曲中の名曲「遥かなる河」などセットリストも強力だ。ボブ・マーリーへの敬愛を込めて歌う「ノー・ウーマン・ノー・クライ」も実に美しい。 本作は、ヒット曲も多く、ポップな魅力と、キース・リチャーズ、ジョー・ストラマーなどロック界からも溺愛される反骨精神溢れる、絶頂期のジミー・クリフを捉えた貴重なドキュメンタリー。

“ヤバいリズム”と“刺さるメッセージ”、今こそ“rebel music”[反逆の音楽]レゲエ!

カリブ海の小さな島ジャマイカで生まれたレゲエ・ミュージック。70年代その“ヤバいリズム”はロック界に大きな衝撃を与え、エリック・クラプトンやローリング・ストーンズなど、様々なミュージシャンに多大な影響を与えた。そして英国のパンク・ムーブメントとも“rebel music”(反逆の音楽)としてレゲエは激しく共鳴し合い、鬱屈した当時の若者たちをたちまち虜にした。 戦争、自然災害、貧困、孤独、未曽有の危機が日常になってしまった現代社会でこそ、“ヤバいリズム”と“刺さるメッセージ”が“永遠の真理”へと導く“rebel music”(反逆の音楽)、それがレゲエだ。

このたび解禁されたポスタービジュアルでは、<「ハーダー・ゼイ・カム」「遥かなる河」──永遠なる名曲の数々 レゲエ界の生ける伝説、1980年絶頂期ライブ!>というコピーと共に、ジミー・クリフが大きく口を開けて歌う表情が切り取られている。 生粋のジャマイカン・ブラックであるジミー・クリフはアフリカン・ブラック・カルチャーとの掛け橋となり、黒人社会を取り巻く政治的変動に常に目を向けて発言し、愛と自由を歌にした。そこに込められたメッセージは現代社会に生きる私たちにも刺さるものばかり。“レゲエの神様”ボブ・マーリーのライブドキュメンタリー『ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ デジタルリマスター』[2月9日(金)より公開]と併せて、ぜひレゲエ界の偉大なるレジェンドの魂の歌声をご鑑賞いただきたい。

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