照ノ富士と2大関が7勝目 初場所、琴ノ若ら1敗首位

錦木(左)を攻める照ノ富士。寄り切りで下す=両国国技館

 大相撲初場所9日目(22日・両国国技館)横綱照ノ富士は錦木を寄り切って7勝目を挙げた。両大関は横綱昇進に挑む霧島が正代を押し出し、竜電を寄り切った豊昇龍とともに2敗を堅持した。

 大関昇進が懸かる琴ノ若は大栄翔との関脇対決を寄り切りで制し、勝ち越しを決めた。大栄翔は3敗目。

 琴ノ若、平幕阿武咲、新入幕大の里が1敗でトップに並んだ。横綱、大関陣が1差で追う。1敗だった平幕朝乃山は右足首負傷で休場した。十両は新十両の尊富士が9連勝で単独首位。

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