新年初揉みで仕上げた「初揉茶」を贈呈 静岡市の茶手揉保存会「観光としても注目」伝統の技の継承に期待感

静岡市の茶の生産者が1年の健康と茶業の発展を願い「初揉茶」を難波市長に贈呈しました。

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静岡市の難波市長のもとを訪れたのは静岡市茶手揉保存会の牧野力雄会長など5人です。1月7日に行われた新年初揉みで仕上げた「初揉茶」を難波市長に贈呈しました。手揉みは製茶技術の原点で、初揉みは、1年の健康と茶業の発展を祈願する恒例行事です。

<静岡市茶手揉保存会 牧野力雄会長>
「今までコロナ禍で実施事業は減ってきましたけど、昨年よりは緩和されたということで少しずつ増えてきている」

<静岡市 難波喬司市長>
「観光としても注目されていますから、ティーツーリズム、技術を伝承していただいて、いろいろな方にお伝えいただければと思います」

また、会談の中で県の茶手揉保存会の世界遺産登録に向けて文化庁が1月から現地調査に入っていることが明らかにされ、市の保存会としても伝統の技の継承に期待感を示しました。

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