静岡市は1月22日、小学校の給食に金属片が混入していたと発表しました。けがをした児童はいませんでした。
混入が見つかったのは、静岡市立中田小学校です。静岡市によりますと、1月22日午後12時45分頃、学校で提供された給食の米飯の中に、縦約10ミリ、横約13ミリの金属片が混入していたということです。
提供された米飯は、静岡市が主食を委託している公益財団法人静岡県学校給食会の指定業者が調理し、食缶に詰め、納品したものです。
食べようとした2年生の児童が、米飯の中の金属片に気づき、担任へ報告したということです。児童は食べておらず、けがはありませんでした。なお、この児童以外の給食への混入はなく、健康被害も確認されていません。
また、指定業者が納品している他の市立学校全33校で、異物の混入はありませんでした。混入経路や金属片の特定については、現在、静岡県学校給食会が調査しています。
指定業者は目視の点検を強化し、十分安全を確認しながら調理し、原因が判明次第、必要な安全対策を実施するとしています。
(金属片の写真は静岡市提供)