若者の中心街流入で地域活性の効果期待 JR浜松駅近くの旧高砂小学校跡地 浜松市が常葉大学に売り渡す仮契約

浜松市は、JR浜松駅近くの市有地について、常葉大学と用地売買に関する仮契約を行ったと1月22日、発表しました。

浜松市が常葉大学に売り渡す仮契約を行ったのは、JR浜松駅近くの旧高砂小学校跡地です。この土地は10年以上にわたって、どのように利用するかが課題になっていました。

常葉大学は、この土地に現在浜名区にある浜松キャンパスの移転を目指しているということです。この移転で、若者が中心街に流入することによる地域活性の効果が期待されています。

仮契約を受け、中野祐介浜松市長は「この土地の利活用に当たっては、地域からの要望も踏まえ、教育施設の設置による周辺地域のにぎわい創出の提案を受けて、常葉大学を候補者として選定しました。常葉大学浜松キャンパスの移転により、まちなかの回遊性が向上するとともに、若者を中心としたにぎわいづくりなど、新たな動きが起こることを期待しております」とコメントしています。

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