トランペット「鳴ってびっくり」、京都・亀岡の小学校で演奏家招いて音出し体験

トランペットの音出しに挑戦する児童たち(亀岡市曽我部町・曽我部小)

 子どもたちに本格的な音楽に触れてもらう「体験音楽会」が21日、京都府亀岡市曽我部町の曽我部小であった。同小の児童たちがトランペットの音出しに挑み、きれいな音色が出ると喜んでいた。

 同町青少年育成協議会が企画し、保護者や地域住民ら約100人が参加した。近畿を中心に演奏活動をする演奏家5人を招き、ホルンやチューバなどの金管五重奏を楽しんだ。

 トランペットの演奏体験には児童約20人が挑戦。地域の経験者らが「口でおならをするように」などと音の出し方を指導し、子どもたちは唇の形を工夫したり思い切って息を吐いたりして低音や高音を響かせていた。

 小学5年の児童(10)は初めてトランペットを吹いたといい「鳴らせないと思ったけど、鳴ってびっくりした。息を吐くのに疲れた」と話した。

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