羽田―能登線、27日に再開 空港復旧、全日空が週3便

 岸田文雄首相は23日の能登半島地震に関する非常災害対策本部会議で、石川県輪島市の能登空港の応急復旧が進み、民間航空機の受け入れが可能になると明らかにした。全日本空輸は羽田―能登線の運航を27日に再開すると発表した。

 1日1往復。火曜、木曜、土曜の週3便で座席は166席。臨時便として期間は2月末までとし、3月以降の運航は今後の判断となる。

 震災前は毎日2往復の定期便だったが、空港周辺の道路の被害状況などを踏まえて臨時便の形で飛ばす。首都圏などに避難する被災者や、被災地支援に当たる人などの搭乗を想定している。

 北陸地方で暴風雪が予想されるため、27日からの再開とした。

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